チームビルディング

【事例4選】内定辞退を防止する!内定者向けのチームビルディング施策

コロナの影響で、就職活動のあり方が大きく変わりました。オンラインで面接が行われたりと「職場の雰囲気や組織風土」や「社員の人柄や魅力」を選考時に内定者に直接伝えづらくなりました。

また、就職活動がオンライン化され、気軽に会社説明や面接に参加できるようになったことで、学生はたくさんの会社と出会うことが容易になりました。そのため、内定辞退率も高まっていることが採用担当を悩ませています。

内定辞退を防止するためにはどうすれば良いのでしょうか?そのヒントに「チームビルディング」があります。多くの企業では、内定者研修を企画し、内定者同士や先輩社員との懇親を深める活動をしています。

この記事では、内定者研修や懇親会で利用できる、内定者向けのチームビルディングについて紹介します。内定者研修や懇親会などを企画する人は、ぜひご参考ください。

内定者研修や懇親会の目的は内定者の不安を軽減すること

チームビルディングの目的は内定者の不安を軽減することです。近年の内定者は「自らの成長が期待できる」「会社で働く人が自分にあっている」などを重視している傾向があります。

たとえば、就職みらい研究所による、就職プロセス調査 (2022年卒) 「2021年12月1日時点 内定状況」では、就職先の決め手(複数回答)として50.4%の人が「自らの成長が期待できる」31.1%の人が「会社・団体で働く人が自分に合っている」と回答していました。

この回答から、内定者は自分の成長や、一緒に働く人に関心があることがうかがえます。

一方で、新型コロナウィルス感染症の影響で就職活動のWeb化が進み、「具体的な仕事内容」「社風・企業文化」が分かりにくいと感じている内定者がいる傾向です。

たとえば、就職みらい研究所による「就職白書2021」の「企業が採用活動で提供する情報と学生が就職活動で知ることができた情報」では、次のように差分がみられました。

  • 自社が求めている具体的な能力・人物像(53.4%)
  • 具体的な仕事内容(43.4%)
  • 社風・企業文化(39.4%)

このデータから、企業で提供している情報と、実際に内定者が受け取っている内容が乖離していることがわかります。

つまり、内定者は、自らの成長や、企業文化に適応できるかを重視しているにも関わらず、就活で得られる情報が少ないため、実現できるか分からない不安を抱えている可能性があります。

そのため、内定者研修や懇親会などでは、自分の成長を想像できるように会社の業務理解を促進したり、企業文化や一緒に働く人について知れる機会を作ることで、内定者の不安の解消を目指すとよいでしょう。

チームビルディングアクティビティで内定者の不安を解消する

内定者研修や懇親会でチームビルディングアクティビティに取り組むことで、内定者の不安を解消に繋げられる可能性があります。

たとえば、内定者の中には第一印象で「反りが合わなさそう」だと感じる人もいるでしょう。チームビルディングアクティビティを通して相互理解をすると「しっかり話を聞いてみれば自分と共通点があった」「自分とは違う考え方をするから面白い」などと関係性を深められるケースもあります。

このように、チームビルディングアクティビティでは、参加者同士の信頼関係を醸成する効果を見込めます。会社で働く人の中でも身近な存在になる内定者同士の関係性が深まることで、「一緒に働く人」が見えにくいという不安の軽減に繋げられるでしょう。

なお、チームビルディングの効果について詳しく知りたい人は、チームビルディングの効果とは?チームへの影響をわかりやすく解説を参考にしてください。

内定者向けのチームビルディング事例

内定者向けのチームビルディング事例を4つ紹介します。目的や日程に合わせて組み合わせて実施することもできます。

なお、株式会社Teamieでは、内定者研修や懇親会で行うチームビルディングの企画や運営をサポートしています。ご興味のある方はお問い合わせからご連絡ください。

共通点ゲーム

共通点ゲームは、内定者同士で共通点をできるだけ多く見つけるゲームです。

【共通点ゲームの概要】

時間

15〜30分

手順

  1. グループで時間内にできるだけ多くの共通点を見つけて、紙やホワイトボードにメモする
  2. 会場全体でいくつ共通点を見つけられたか共有する
  3. 共通点をより多く見つけられたグループが勝ち同期と話すきっかけをつくることができるため、最初のアイスブレイクに最適です。グループを変更して何回か繰り返すと、より多くの内定者と交流できるでしょう。

他己紹介

他己紹介は、内定者同士で他者を紹介するゲームです。

【他己紹介の概要】

時間

30分〜60分

手順

  1. ペアでインタビューを相互にする
  2. グループ内でペアの他己紹介をする

自己開示や他者理解が進むため、同期と話すきっかけが増えることが期待できます。「意外と◯◯なところがある」「実は◯◯な経験をしている」などのお題を予め決めておくとインタビューしやすいです。

また、他者を紹介するというプレゼンの要素があります。報連相やプレゼンなどの研修のフックとして活用することもできるでしょう。

Hotel Homicide​ ホテルに隠された証拠品​

Hotel Homicide​ ホテルに隠された証拠品は、VRの世界で内定者同士で協力する謎解きゲームです。

【Hotel Homicide​ ホテルに隠された証拠品​の概要】

時間

2〜3時間

手順

・Level1からLevel6まで問題が存在し、全てを解くことで犯人を特定する​

・VRヘッドセットを装着したメンバーはホテルを探索し、証拠品を探し出す​

・他のチームメンバーは証拠品を見つけ出すためのヒントを持ち、VRメンバーのサポートをする​

ゲームを進めるために内定者同士の協力が必須のため、自然とコミュニケーションが促進されます。また、時間内に課題をクリアする必要があるため、問題解決やタイムマネジメントなどへの落とし込みもできるでしょう。
このアクティビティは当社、株式会社Teamieがサポートしています。興味のある人はお問い合わせください。

カード de トーク いるかも !? こんな社会人

カード de トーク いるかも !? こんな社会人では、「どんな社会人になりたいか」についてカードを使ってディスカッションします。

アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ舘野 泰一 , 中原 淳 その他 (著),2016/4/15 )で紹介されている手法です。一般的な組織にいる「典型的な社会人」がカードになっていて、選んだカードをもとにディスカッションすることで「就業観・職業観」について考え共有できます。

【カード de トーク いるかも !? こんな社会人の概要】

時間

30分〜60分

方法

  1. 「この人苦手かも」「この人なら働いてもいいかも」というカードを選ぶ
  2. 選んだ理由を発表する

キャリアアップの意識が高い人や、終業後の生活を大切にする人、過去の栄光にすがる人など、「あるある」社員をイメージすることで、内定者は自分の仕事観について自己理解を深められます。

また、具体的に仕事について想起できるため、会社や業務理解のための先輩社員との座談会のフックとしても活用できるでしょう。

まとめ

この記事では、内定者の研修や懇親会を企画する人向けにチームビルディングについて紹介しました。

就職活動のWeb化の影響で、情報が行き渡らず内定者が不安を抱えている可能性があります。また放置すると内定辞退につながることもあるでしょう。

内定者研修や懇親会では、内定者の不安を解消できる企画を考えていく必要が有ります。一緒に働く同期とチームビルディングすることで、内定者の不安が軽減を目指しましょう。

なお、株式会社Teamieでは、内定者研修や懇親会で行うチームビルディングの企画や運営をサポートしています。ご興味のある方はお問い合わせからご連絡ください。

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この記事を書いた人

納土 哲也

岐阜県飛騨高山市生まれ。
人財育成・組織開発のコンサルタントとして、100社以上の企業の人財育成・教育体系の構築を手がける。2014年にチームビルディング事業の事業責任者として立ち上げに従事。
2018年に本場のチームビルディングを学ぶため、オーストラリアへ単身留学。現地のチームビルディング企業で、ゲーミフィケーションをベースとしたチームビルディングメソッドを学び、2019年に帰国。2021年に株式会社Teamieを創業。

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